こんにちは、主婦のお仕事ドットコム編集部のかおりです。
シール貼りや検品・部品組み立ては、昔からある主婦の代表的な内職ジャンルですよね。
新聞の折込チラシや住んでいる自治体からの紹介で求人を見つけることが多いようですが、「どんな仕事なのか様子がわからない」なんて人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなシール貼りや検品・部品組み立ての内職について、編集部に届いた体験談をご紹介します。
20代 会社員 taoさん
育休をきっかけに内職に挑戦しました。在宅で赤ちゃんがいても作業ができるので助かっています。物を作ることやコツコツ作業が好きな方に特におすすめです。
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赤ちゃんがいてもできる内職を選びました

内職にはシール貼りや検品、部品組み立て、梱包などさまざまな種類の作業があります。私は育休をきっかけに内職を始めようと思いましたので、赤ちゃんがいる環境でも時間を選ばずにできるシール貼りと部品組み立ての仕事を選びました。
手作業の内職は誰でもできて在宅で完結する
今回、梱包された商品にタグシールを貼る内職とクラッカーを作って梱包する内職に応募しました。
どちらも業者の方が材料の持ち込みと完成品の集荷をしてくれたので、家から出る必要はありませんでした。クラッカーの組み立ては最初に仕事を覚えるまで時間がかかりましたが、慣れてしまえば同じ作業の繰り返しです。
シール貼りの内職は細かい作業が大変
シール貼りの単価は1シート100枚で5円でした。
ダンボールに詰められている商品にタグシールを1枚ずつ貼るお仕事で、1週間に1回の納品ノルマでした。納品数は500シート分なので、1回につき2500円になります。
1つ1つの商品が小さいため作業スペースは取りませんでしたが、シールが小さいので細かい作業になりました。
1ヶ月に4回程納品したので、合計で10,000円程の収入を得ることができました。
部品組み立ての内職は慣れるまで時間がかかる
クラッカー作成・梱包の内職は、クラッカー5個を作って袋に梱包する作業でした。
クラッカーを1つ作るには、火薬入れ、厚紙の組み立て、袋への梱包と3種類の作業があります。厚紙の組み立ては慣れるまでに時間がかかり、はじめのうちは苦労しました。
単価は1つ8円。納品回数はシール貼りと同じように週1回です。
納品数は500個単位なので1回あたり4,000円で、1ヶ月の収入としては16,000円~20,000円ほどでした。
毎日コツコツ作業。自分なりの便利グッズで効率アップ!
シール貼りもクラッカー作りも、同じ流れの作業をコツコツ繰り返す仕事でした。
クラッカー作りは、単価が高い代わりにやることも多いため、空き時間になかなか作業が進まず、納品がギリギリになることもしばしばありました。
コツコツ作業でも飽きずに楽しくするには、自分のストレスにならないことが大切です。
厚紙の切り抜きは、ハンマーでまとめて叩いたほうが早い。シール貼りは、事前にシールを机に並べてから貼ると効率が上がる。など、自分なりに「こうしたら作業が早くできる!」というコツを見つけられると嬉しくなります。
穴の空いた台紙を貼り付けて部品を置く場所にしたり、梱包が楽になるように三角シートを作ったり、と便利グッズを自分で作ったりもしました。
作業効率が上がることで、家族への負担も自分のストレスも減ります。
細かい作業が苦手な人、コツコツ作業が苦手な人、組み立て作業やものづくりが得意じゃないからといる理由で、このような内職を諦める必要はありません。数をこなしていくことで作業に慣れていきますし、事前に納品数を相談しておくこともできます。
住んでる地域によってできる内職に差がある

さまざまな種類の内職がありますが、住んでいる地域によって自治体が斡旋している仕事に差があります。また、
タウンワーク
などの求人検索サイトで内職を見つけることもできますが、こちらも地域によってできる仕事が変わってきます。
私が内職を探したときも、自分で部品を取りに行く仕事から、持ち込み・集荷まで業者が請け負ってくれる仕事までさまざまでした。自分の地域がどのような内職を斡旋しているかを知っておくことが重要です。
シール貼りや部品組み立ては時間を選ばずにできる仕事

シール貼りや部品組み立てといった内職は、コツコツ作業の積み重ねでお小遣い稼ぎに近い感じでした。
単価のいい仕事はそれなりに作業数も多く、作業スペースが取られるというデメリットもありますが、ものづくりを通していろいろなことを考える良い機会になりました。
赤ちゃんと生活しているので、時間を選ばず作業をできること、家にいながら材料の持ち込みと完成品の集荷をしていただけることはすごく助かりました。