フリーランス 翻訳者

翻訳の仕事は在宅でできる?仕事の流れから求人募集までを解説

投稿日:2020年1月1日 更新日:

olilynch / Pixabay

実は在宅でも翻訳の仕事ができるのを知っていますか?

翻訳の仕事がしたいけど家事や育児で忙しいからとあきらめている、そんな人でも語学力と熱意があれば、在宅で翻訳者になることができます。

翻訳はちょっとした空き時間に仕事をするだけでまとまった収入を得ることができるので、副業としても人気のある職種です。

自分のライフスタイルに合わせて働けて、身に着けた語学力も活用できるならうれしいですよね。

この記事では、在宅翻訳の仕事内容、収入、求人情報の探し方などを紹介したいと思います。これを機会に在宅翻訳者デビューをしてみましょう。

かおり
せっかく身につけた語学力を眠らせておくなんてもったいないと思いませんか?ぜひ活かしましょう!

在宅翻訳の仕事はメリットが大きい

最近自分のライフスタイルに合わせて働くことができる在宅ワークが流行っています。語学力を活かせる翻訳の仕事も在宅ワークとして人気がありますが、どのような仕事なのでしょうか?

具体的な仕事として、以下のジャンルがあります。

  • 実務翻訳。別名産業翻訳。企業や団体に関連する業務文書やニュースなどの翻訳をする。
  • 出版翻訳。海外で出版された雑誌や書籍の翻訳をする。
  • 映像翻訳。海外の映像や音声を翻訳する。
  • Web翻訳。Webサイトを翻訳する。

圧倒的に需要が多いのは実務翻訳です。実務翻訳は企業のパンフレットから専門性の高い特許の翻訳など、仕事の幅が広いのが特徴です。近年はインターネットの普及にともない、英語のWebサイトを翻訳する仕事も増えてきました。

在宅翻訳のメリットとデメリットを整理しました。

メリット

  • 語学力を活かせる
  • 自宅で好きな時間に仕事ができる
  • 仕事量を調節できるので家事や育児と両立できる
  • パソコンさえあれば仕事ができる
  • 高収入
  • 翻訳者という社会的な地位が得られる

デメリット

  • 高い語学力が必要
  • 在宅なので仕事のオン・オフ切り替えが難しい

このように語学力さえあれば在宅翻訳は非常にメリットがある仕事です。

めぐみ
「翻訳者」として働いています。なんて友達に言えたらかっこいいですよね。

在宅翻訳の仕事の流れとは?クライアントのコミュニケーションが大切です

翻訳の仕事もクライアントによりけりですが、大まかな仕事の流れは以下のとおりです。

  1. 翻訳の仕事に応募する。
  2. (トライアル試験をうける)
  3. クライアントの意図を確認する
  4. 原稿を読み込み内容を理解する
  5. 原稿を粗翻訳する
  6. 粗原稿を修正する
  7. 完成した原稿を納品する
  8. クライアントの指示により修正する

翻訳の仕事に応募する際は翻訳実績、TOEICのスコアや英語関連の資格、留学経験など、アピールできるものはすべて記載しましょう。

初心者はトライアル試験を受けることが一般的です。クライアントはトライアル試験により応募者の実力を確認します。

採用されたらクライアントの意図を確認して翻訳作業にはいります。クライアントの意図を理解しないまま進めると完成した原稿がすべてやり直しということもありえます。クライアントとのコミュニケーションを大切にして仕事をすすめましょう。

求められる語学力とは?英語であればTOEIC700点前後は必須です

StockSnap / Pixabay

翻訳の仕事に求められる語学力はどの程度なのでしょうか?

一般的な英語の実務翻訳や出版翻訳などはTOEIC800点以上、専門的な知識が必要な翻訳はTOEIC900点以上が求められます。「私にはそこまでのスコアがないからだめだ・・・」と思ってしまった人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

Web翻訳の需要が高まったことで、TOEIC700点前後でも翻訳の仕事ができるようになりました。インターネットのブログや情報記事の翻訳は専門的なスキルを必要としないものが多いので、初心者にも取り組みやすい案件です。

翻訳資格の取得は必要?資格は武器になる

翻訳の仕事は英語に関連する資格があると有利です。翻訳関連の資格はさまざまなものがありますが、有名な4つを紹介したいと思います。

TOEIC

TOEICはTest of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)の略です。英語のコミュニケーション能力を認定する世界共通の試験で、150ヵ国あまりで実施されています。日本では英語関連の試験の中で最も人気が高く、年に10回も試験が開催されます。

TOEICはスコアを認定しますので資格ではありません。しかし履歴書に記載すると十分なアピールになることから、実質的には資格のように見なされています。就職や転職の際にもTOEICでハイスコアをとっていると有利です。

JTFほんやく検定

JTFほんやく検定とは日本翻訳連盟が主催している試験で、ビジネスで通用するスキルを認定します。年に2回試験が開催されますが、インターネットで受験することもできます。

初心者向けの基礎レベルが4~5級、実務経験者向けの実用レベルは1~3級で6分野(政経社会・科学技術・金融証券・医学薬学・情報処理・特許)から1分野選択します。

1、2級を取得すると日本翻訳連盟の検定合格者リストと日本翻訳ジャーナルにプロフィールを掲載することができます。JTF加盟の翻訳会社(約170社)から仕事の依頼も受けられるので、活躍の場が広がります。

翻訳実務検定(TQE)

翻訳実務検定とは翻訳会社(株)サン・フレアが運営している資格試験で、翻訳者として即戦力になるスキルを認定します。年に4回試験が開催されますが、インターネットで受験することもできます。

言語は7ヵ国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語、ロシア語)に対応しています。英語の場合16分野(IT、電気、機械など)、英語以外の場合は2分野から選択します。

TQE3級以上になるとサン・フレアの翻訳者として登録できるメリットがあります。

JTA公認翻訳専門職資格試験

翻訳の世界標準を目指す日本翻訳協会が主催している試験です。年に4回試験が開催されますが、インターネットで受験することができます。

世界標準に合わせた職種別の検定が2ヵ国語(英語、中国語)で実施されるので、資格が取得できれば国内外問わず活躍することができます。

かなり難易度が高い試験なので他の資格を取得してからの挑戦をおすすめします。

かおり
資格取得は強力な武器になります。自信にもつながりますよ。

翻訳業界のトレンドとは?英語とアジア圏の言語がおすすめです

翻訳業界で需要が多いのは圧倒的に英語です。英語を日本語に訳す英日翻訳は日本人がする、日本語を英語に訳す日英翻訳は英語が話せる人がする、というパターンが一般的でしたが、日英翻訳の需要が多いので日英翻訳をする日本人が人手不足です。

ヨーロッパ言語も一定のニーズはありますが、アジア圏の需要がとても多いです。中国語、韓国語はもちろんですが、新興国のタイ語、ベトナム語などの需要がますます伸びると言われています。

外国人観光客の増加により、日本語、英語、中国語などの3ヵ国語を翻訳できる人の需要も高まっています。

翻訳者のステップアップとは?実績と資格の取得が大切です

翻訳業界は実績を重視するので、初心者が翻訳者としてすぐ活躍するのは難しいかもしれません。

しかし、初心者OKの案件もあるので、自分のレベルにあった案件に積極的に応募して実績をつけましょう。実績がつけば応募できる仕事の幅も増えるので、収入アップにつながります。

翻訳者としてステップアップするためには、実績をつけることと資格の取得が大切です。

在宅翻訳は高収入!収入を増やすために心掛けたいこと

高収入といわれている翻訳の仕事ですが、具体的にどの程度なのでしょうか?収入を増やすポイントも紹介します。

在宅翻訳の収入

在宅翻訳の仕事は時給に換算すると1,500~4,000円です。

短時間でまとまった収入を得ることができるので、平日に2時間働くだけでも月あたり10万円前後の収入です。専門性の高い案件は更なる高収入も期待できます。

一方、初心者OKの案件は報酬が低くなりがちですが、実績を積むまでは割り切ることも大切です。今は勉強と割り切って実績を積んでください。実績を積むと実力もついていますので、報酬が高い案件に応募できるようになっているはずです。

収入を増やすための2つのステップ

収入を増やすために以下の2つのステップを心掛けて、更なる高収入を目指しましょう。

複数の翻訳会社に登録する

収入を増やすためには仕事の依頼が途切れない環境を整えましょう。そのために、複数の翻訳会社に登録することをおすすめします。フリーランスで仕事をする場合、いつでも仕事の依頼がくる保証はありませんので、仕事の依頼が途切れない環境を整えることはとても大切です。

得意分野を作る

自分の得意分野を作りましょう。専門性が求められる分野の翻訳ができれば、翻訳者としての希少価値がうまれます。

有料会員制サービスがおすすめ。翻訳求人の探し方。

在宅翻訳の仕事の探し方は大きく分けて3パターンあります。

クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングサービスとは、インターネット上で仕事を受発注できるシステムのことです。

発注側(クライアント)と受注者(ワーカー)の条件がマッチングしたときに契約します。契約が成立した時点で、クライアントが仮払いをするシステムになっていますので、報酬が支払われない心配はありません。フリーランスで働くなら、クラウドソーシングサービスに登録しましょう。

クラウドソーシングサービスの翻訳案件は増加傾向にあり、初心者OKの案件もたくさんあります。初心者はクラウドソーシングサービスを利用して実績を作っていくことをおすすめします。

クラウドソーシングサービスは、ランサーズ、クラウドワークス、シュフティなどが有名です。

求人情報誌を利用する

タウンワーク、Indeed(インディード)、フロムエーなどの求人情報サイトには幅広いジャンルの翻訳案件が掲載されています。自分の得意分野の求人があれば、応募するのも良いかもしれません。

ただし、応募する際は企業情報を調べることをおすすめします。求人情報誌にのっている企業の労働環境や仕事内容は、働いてみないとわかりません。自分で調べて納得できる求人に応募しましょう。

翻訳者向け会員制サービスを利用する

翻訳者向けの会員制求人サイトがあります。会員制なので優良な企業の求人があり、企業側とトラブルが発生した場合に相談にのってくれるサービスもあります。会員制サービスを提供しているのは「翻訳者デレクトリ」「JTF翻訳サイト」「アメリア」などが有名ですが、一番おすすめしたいのは有料会員制サイトの「アメリア」です。

アメリア

アメリア

アメリアをおすすめする理由は以下のとおりです。

  • アメリアにしか掲載されない求人情報が豊富
  • アメリア独自の基準で募集元を選んでいるので安心して仕事に応募できる
  • 全体の案件の中で2~3割は初心者でも応募できる
  • 10の分野から選ぶことができる翻訳模試が毎月開催されている
  • 独自の認定制度があり、認定されると初心者でも経験者の求人に応募できる
  • スキルアップ情報が充実している
  • メルマガで翻訳の求人情報が毎日送信される
  • 電話・メール・面談で翻訳に関するカウンセリングをうけることができる

このようにアメリアは求人とスキルアップのフォローがあるので、安定した人気があります。年会費が15,000円ですが、これだけのフォローがあれば有料なのも納得です。

この記事のポイントをおさらいしましょう!

この記事のポイントは以下のとおりです

  • 高い語学力があり翻訳の仕事がしたいなら、在宅翻訳の仕事が向いています。
  • 在宅翻訳は自分のペースで仕事をすることができるので、主婦の人に向いています。
  • 需要があるのは圧倒的に英語ですが、アジア圏の言語、特に新興国の需要が高まると予想されています。
  • 翻訳に求められる語学力はTOEIC800点以上ですが、Web翻訳なら700点前後でも可能です。
  • 翻訳は実績と資格の取得が一般的に高収入ですが、専門性の高い分野は更なる高収入が期待できます。
  • 翻訳者としてステップアップするためには、実績をつけることと資格の取得が大切です。
  • 求人を探すには翻訳者向け有料会員サービスの「アメリア」がおすすめです。

スポンサーリンク

-フリーランス, 翻訳者

Copyright© 主婦のお仕事ドットコム , 2021 All Rights Reserved.