あなたはパソコンでできる内職があることを知っていますか?最近、パソコンでできる新しいタイプの内職が流行ってきています。
この記事では、そんな流行に乗っかってパソコンでできる内職の仕事内容と求人の探し方、注意点について紹介したいと思います。
また、作業効率を上げるちょっとしたコツについても紹介しますので、参考にしてみてください。
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パソコンでできる内職ジャンルを3つ紹介
パソコンで内職ができれば、家事や育児の隙間時間に仕事ができます。これって、主婦にとってはメリットが多いと思いませんか?
パソコンさえあれば仕事ができて、場所も取らず、初期費用がかかることもありません。では、パソコンでできる内職とはどのようなものがあるでしょうか?代表的なジャンルを3つ紹介します。
データ入力・タイピング

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データ入力・タイピングの仕事は、大まかに分けると以下の2種類です。
- インターネットで検索した結果をWordやExcelにまとめる
- PDFや画像に書いてあることをそのままWordやExcelにまとめる
とにかく、文字を入力する作業になりますので、タイピングスピードや集中力で収入が変わってきます。単価は1文字あたり0.1~0.2円ですので決して高いとはいえませんが、1分間に100文字入力できれば時給換算で600円、200文字入力できれば1,200円になります。
データ入力・タイピングに向いているのは、文字を打ち続ける単純作業が苦にならず、長時間椅子に座っていられる人です。
誰にでもできる単純作業なので、どれだけ集中力を持続できるかが鍵になります。
書き起こし

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書き起こしとは、ICレコーダーなどに記録されたインタビューや講義などの音声を文字に起こし、WordやExcelにまとめる仕事です。
約1時間の録音を書き起こして5,000円前後の報酬ですが、初心者のうちはかなり時間がかかる人もいます。慣れるまでは、時間に見合った報酬が得られないかもしれません。自分の知らない言葉が出てくると、聞き取った言葉が適切かどうかわからず、調べ直すこともあります。
時給は初心者だと400円前後、慣れてくると1,000円前後になります。
書き起こしに向いているのは、漢字がすらすらと出てくる、句読点が適切な場所に打てる、など国語力が高い人です。書き起こしに関しては「とにかく慣れること」ともいわれています。割に合わないと思う期間を耐える忍耐力も必要です。
ライティング

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ライティングとは口コミ、感想文、アフェリエイト記事などを作成する仕事です。
今まで日本語で文章を書いた経験があれば、誰でもできますし、初心者でもOKという仕事もたくさんあります。
初心者のうちは1文字あたりの単価が0.1~0.5円ですので、時給換算すると400円前後です。スキルアップすれば、時給2,000円を超えることも可能です。
ライティングに向いているのは、文章の読み書きが好きな人です。また、インターネットで情報を調べることもありますので、調べることが苦にならず楽しんで取り組める人も向いています。

パソコンでできる内職の探し方は2パターン
パソコンでできる内職はどのように探せばよいのでしょうか?2パターンを紹介します。
求人情報サイトを使う
求人情報サイトで内職の仕事を探すことができます。
有名な求人情報サイトといえば、「Indeed(インディード)」や「バイトル」「タウンワーク」などがあります。自分でやってみたい内職を探して応募しましょう。
応募から採用までの流れは以下のとおりです。
- 応募
- 書類選考
- 面接
- (ライティング試験)
- 採用
ライティング試験は、会社によって実施しないところもあります。試験を行わない会社はライティング経験〇年以上などの、経験者を採用することが多いです。
クラウドソーシングサービスを使う
新しい働き方として注目されているクラウドソーシングサービスを利用して、内職を探すことができます。
まずはクラウドワークス、ランサーズ、シュフティなどのクラウドソーシングサービスに登録しましょう。いずれも簡単に登録することができますし、登録後すぐに仕事をはじめることができます。
仕事の種類は、1件で完結する「タスク」と継続して案件が案内される「プロジェクト」があります。まずは簡単なタスクの仕事に慣れて、徐々にプロジェクトへシフトしていくとよいでしょう。
クラウドソーシングは報酬の5~20%が手数料として引かれます。仮払い制度がありますので、報酬が支払われないという心配はありません。
パソコン内職で気をつけたいポイント
パソコンでできる内職が増えて便利になる反面、気をつけたいポイントもあります。
悪徳業者の詐欺に注意する
内職商法という詐欺が昔からあります。内職をはじめる前に資格の取得や機材の購入費用を事前に請求してくるといったものです。
このように、仕事を紹介する前に費用を請求してくるような会社は、悪徳業者の可能性が高いので注意してください。
報酬トラブルに気をつける
被雇用者としてではなく、フリーランスで働く場合、報酬の条件交渉も全て自分で行わなければなりません。
例えば、10記事まとめて納品という条件で契約してしまえば、10記事完成するまで報酬は支払われません。何らかの事情で、途中で続けることが難しくなった場合でも、既に完成させた記事の報酬は支払われないのです。
そのため、1記事あたりいくら、という形で契約をしたり、マイルストーンを設定してもらうなどの工夫が必要です。このようなトラブルを避けるために、条件交渉はしっかりするようにしましょう。
税金についての知識をつける
年間所得が38万円以内であれば、確定申告は不要です。年間所得とは、収入から必要経費を引いた額のことです。
年間所得の計算式
ただし内職には特例があり、必要経費が65万円まで認められています。つまり、経費が65万円未満でも65万円かかったことにできるのです。このような特例があるので、収入が103万円以内であれば確定申告は不要です。
会社員やアルバイトなどの被雇用者で、副業として内職をしている場合は、20万円以上の年間所得で確定申告をする必要があります。
パソコン内職をはじめる前に、税金についての知識は一通り頭に入れておきましょう。

トラブルを事前に知った上で、パソコン内職を始めましょう。心構えがあるだけで、トラブルに巻き込まれるリスクも少なくなります。
作業効率を上げるための4つのコツ
パソコン内職の作業効率を上げれば、それだけ多くの記事を執筆できるので、収入が増えます。作業効率を上げるためのコツをいくつかご紹介します。
- タイピング速度を早くする
- 〇時までには終わらせる!という締切りを作り、だらだら仕事を続けない
- リサーチに時間をかけすぎない
- テンプレートを準備する
データ入力やタイピングは、タイピング速度で収入が変わります。「e-typing」や「my typing」などの無料タイピング練習サイトもありますので活用してみてもよいでしょう。
この記事のポイントをおさらいしましょう!
この記事のポイントは以下のとおりです
- パソコンでできる内職には、データ入力、タイピング、書き起こし、などがあります
- パソコン内職の仕事は、求人情報サイトやクラウドソーシングで探すことができます
- 悪徳業者やクライアントとの報酬トラブル、税金には気をつけましょう
- 作業効率を上げるためにタイピングスキルを磨いたり、集中できる環境を整えることが大切です