内職で起きる失敗として一番ありがちなものは、不良品を出してしまう事です。
シール貼りや部品組み立てなど手作業の内職では、1つの失敗がそのまま収入に反映されます。不良品を出すと収入が得られないばかりか信用を失い次の仕事が受けられない、という問題にも繋がります。
シール貼りと部品組み立てで実際にあった失敗談をもとに、失敗しないためのコツや作業の負担を減らす方法について紹介します。

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内職の失敗事例を紹介
まず、実際に内職で起きた2つの失敗事例をご紹介します。
事例1.作業が雑になってシール貼りに失敗した話
シール貼りの内職は、梱包されている商品のタグなどにシールを貼り付けるものです。
単純な作業ですが、数をこなすうちにだんだん作業が雑になってしまい、納品用のダンボールの中でシール同士が貼りついてしまいました。そのため商品として成り立たず、ダンボールごと再確認するハメになりました。
このときは、集荷担当の方から「多く作業をこなしていただけるのも有難いことですが、丁寧に作業していただけるとこちらもすごく助かります。指定数の野品が難しいときは構わずおっしゃってください。ゆっくりで構いませんので、丁寧な作業をお願いしますね」と言っていただき事なきを得ました。
事例2.部品を破損して組み立てに失敗した話
部品組み立ての作業はいろいろな種類があると思いますが、私の行っていた作業は厚紙をよく使うものでした。
不良の中で多かったのが、厚紙を組み立てるときのちぎれや折れ曲がりです。
厚紙同士を組み合わせる作業が多かったため、組み合わせる際によれてしまったり、ちぎれてしまったりして、正しく組み立てできないミスが多発しました。
手先が器用ではない人にとって、部品組み立ての作業は難易度が高いようです。
内職作業に合わせた便利グッズを作って不良を予防する
みなさん同じだと思いますが、不良品を出してしまうとやはり落ち込みますよね・・・。
不良の種類を考えると、「数をこなすうちに慣れが生じて作業が雑になる」と「組み立て材料を破損する」の2つがありました。そこで、以下のことを実践したところ失敗することが少なくなりました。
- 作業に負担を感じないように気楽に取り組む
- 作業にあった便利グッズを自分で作って破損しづらいように工夫した

便利グッズを使って家族に協力してもらうという手もあり
時間を選ばない内職とはいえど、子供がぐずってどうにもならない時は作業になりません。そのうち、納期が迫ってきて急いで対応した、なんてこともありました。
そんなときは、「これがあれば簡単に作業ができる!」という便利グッズを作って、家族に協力をお願いしてみましょう。
我が家では家族が内職に対して、まるで腫れ物にでも触るような扱いをしていました。
あるとき、部品を梱包する際に筒状の厚紙を使用すると楽なことに気づいたので、旦那にその事を話してみました。すると、今まで遠巻きに見ていた旦那が梱包作業を手伝ってくれるようになりました!
私が手を離せない時でも、後は梱包作業だけという状態にしていると旦那が手伝ってくれるので、すごく助かります。
こんな風に作業が思うように進まないという方は、ぜひ便利グッズを作って家族を味方につけましょう!
内職は作業環境を整えると負担が減って長続きします
淡々と作業しなければならない内職は、たとえが自分の得意なことでもミスをして不良品を出してしまうことがあります。
100%完璧に作業できる人は数少ないと思いますし、完璧な作業を目指すにはそれなりの工夫が重要です。
どうすれば不良が出ないようになるか、どの作業で不良品が出ているのかを考えて工夫を重ねると、作業性がよくなって納品期日に余裕が持てるようになります。
便利グッズを作るのも1つの手段ですし、家族へ協力を依頼するという手もあります。
自分の負担にならないように作業環境を整えることが内職を長く続ける秘訣です。